「みまわり伝書鳩」が兵庫県ため池常設展示場（明石会場）に導入

1.プロジェクト概要

兵庫県農林水産部・農地整備課による“ため池監視システム展示場整備事業”において、兵庫県ため池常設展示場（明石会場）に導入されました。

2.事業概要

昨今、農業者の減少や高齢化などによるため池管理・監視体制の脆弱化が見込まれる中、ため池を起因とした人的被害等の発生を防止するため、ICT（情報推進技術）の活用を推進していく必要があります。豪雨時におけるため池水位の上昇を的確に把握できる「ため池監視システム」は、緊急時の迅速な避難行動を促す減災対策として活用が期待されているものの、市町職員や管理者の認知度が低いこともあり、普及が進んでいない現状です。

そこで、兵庫県は市町職員や管理者の理解を促進し、ため池監視システムの導入を加速化するため、現地研修の開催に活用する「ため池監視システム展示場」の整備を開始し、民間企業に対して展示場に設置するシステムの公募が行われました。その結果、弊社を含む12社の企業が採択されました。

兵庫県HP『ため池簡易システム展示場の開設』
https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk10/2023tameikekanshisystemtenjijou.html

3.展示概要

・期間：３年間（2024年１月から2026年12月まで※予定）
・会場：西島の上池（明石会場）：明石市大久保町西島字原田682-1
・設置システム：みまわり伝書鳩　簡易気象計＋カメラ＋水位計（計測水位10m）

4.NEXTの提案・役割・強み

「ため池監視システム」の技術を支える弊社の「みまわり伝書鳩」は、様々センサーを接続できるため、お客様のご要望にあったセンサーデータをリモートでモ二タリングできます。

今回のご要望は、豪雨時等におけるため池水位の上昇を的確に把握するシステムであり、簡易気象計、カメラ、水位センサーの組合せで提案しまし採用されました。